89 ソーラーパネルのある風景
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着くころにはもう完全に僕は何をしに出掛けていたのかを忘れていた。晩ごはんのこんにゃくのピリ辛炒めもおいしく食べられた。この間はボブ・ディランの"The Freewheelin' Bob Dylan" というアルバムを無限にループしていたので、今日もその流れで行こうかなと思う。ボブ・ディランのアルバムを年代順に聞いていく感じにしようかな。すると聴くべきなのは1964 年のアルバム、"TheTimes They Are a-Changin" というアルバムだ。流し始めた。町の財産区の草刈りに行ってきた。財産区、というのが何なのかはいまいちよく僕はわかっていないのだけれど、要するにみんなで管理して財産として守っていく山のことなんだろう。朝、お隣さんと乗り合わせて集合場所へ向かう。小雨が降っている。軽トラの荷台に草刈り機と熊手をのせ、エンジン部分にはビニールをかぶせておいた。山道を登っていく。集合場所は山のてっぺんのあたりのキャンプ場だ。この町に引っ越してくる前に一度、僕はこのキャンプ場に来たことがある。Mと二人、カレーを作って食べたことと、真っ暗な山道を迷子になりながら運転したことは覚えているけれど、他に何かしただろうか、あんまし覚えていない。コロナの注射に行かなきゃならない人が何人もいたので、いつもよりも短い時間で終わった。いつもなら8時スタートで11時までらしいのだけれど、今日は10時に終わった。以前近所の人に頼まれて、代わりにネットで買っていたパソコンを届けセットアップをしに行った。最近なんだかんだとあって、自分の日課を維持できていないので、それは本当によくないなと反省。僕は僕のやるべきことを続けていこう。僕のやるべきことってなんだ?とも思うけれど。熱海で土砂崩れがあったらしい。埋め立ての盛り土が崩れてきているという話だけど、根本の原因は森の木を切り開いていることなんじゃないかという気がする。1年ほど森の中の小屋で暮らしていたけれど、そこでは雨が降り止んでもそのあと、ずっと長い時間木の葉に乗った雨がぽたぽたと垂れてきていた。雨がなかなか降り止まないなぁと思いつつ、道の方へ出てみたらもうすっかり晴れていて道路も乾いていた、なんてこともある。そういう体験からすると、木があればそれだけ、雨を緩やかに地面に届けるバッファー的な役割をしていたじゃないかなという気がする。根が地中にあればそれも地面を支えるだろうし、なんとなく体感的には木々や植物が地面を覆っているのは防災的に役立つという感がある。ツイッターを見ていると、それにもいろんな意見があるらしく、バチバチとなにやらやっている。無意味だと思いながらもなんとなく眺めて時間を過ごしてしまうので恐ろしいものだ。隣町でもメガソーラーが建設されている。まだ何か所か建設の予定があるそうだ。怖くて見にいけていない。一度、見学会のようなものがあったので、それに行こうと思っていたのだけ
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画材:紙、アクリルガッシュ
サイズ:272×192mm
※額縁は付属しません。
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