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56 5月のアルパカ

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かの本を読んでた。授業では全然好きじゃなかったけど、なぜか、ニュートンの本とか、まぁ、物理とか科学の本というよりも伝記的なものだったのだろうか。卒業してからは星野道夫とか、梨木香歩とか、あるいはアンドレ・ジッド、ヘルマン・ヘッセ、トーマス・マン、あとなんだろう。サルトルとかなんかそういうのを一応読んどいた方がいいのかな的な感覚で読んでた。面白いと感じたものもあるし、よくわからないのもあった。安部公房とかもそのころに読んでた気がする。大学に入ってからは建築の本と歴史の本が多くなった。就職してからはあんまし本を読まなくなってしまったけど、本当は本を読むのが好きなはずなのでそういう時間を取り戻していきたいと思う。最近は朝、塩野七海のローマ人の物語を読んでる。オクタヴィアヌスの巻で何度も躓いているのだけど、なんとか読み進められそうだ。あと、店の暇な時間に安部公房の「密会」を読んでる。庭文庫で500円で買ったものだ。これは結構面白い。小説を読みたい気分だ。パソコンが壊れたので、しばらく文章を書けずにいたのだけれど、今日はスマホにパソコンのキーボードを繋いで書いてみることにした。最後に書いたのはいつだっただろう、だいぶ長いこと書いていないような気がしたけれど、実際には2日か3日くらいのことのようだ。それくらい文章を書くことが日常的な行為になっていたということだろうと思う。文章が書けずにいた間、絵の方は筆がすいすい進んで、何枚も描いている。彫刻家のはしもとみおがyoutubeにスケッチの動画をあげてくれていて、それがとても勉強になる。もともとこんな風に日々文章を書いたり、絵を描いたりするのは坂口恭平の物真似的な感じで始めていたのだけれど、実際、こうやって日々気楽にアウトプットすることは心の平穏につながるような気がしている。毎日繰り返すことで、文章の方はよくわからないけど、少なくとも絵の方は多少コツをつかんで来ているような気がする。コツをつかんだというか、どういう絵を描きたいかがわかってきたような感じ。今のところ動物を描くのが楽しい。もともと僕が動物園が好きだった。基本的にいま僕の住んでいる場所をすごく僕は気に入っているのだけれど近くに動物園がないのがすこし残念だ。動物を描く画家について調べていて、気になった画家がいる。ジョセフ・クローホール(1861-1913)はイギリスの画家。グラスゴー・ボーイズと呼ばれる画家集団のひとりとのこと。動物の絵がよい。彼とはしもとみおが当分のあいだの僕の絵の先生になるんじゃないかなと思う。ここ数日でいろんなものを描いた。室内、風景、植物、動物、人物などなど。たぶん僕は緑系統の色をどんな風に扱っていいかわかってないんだろうと思う。室内の一角を描いたり、人物、動物は楽しみながら描けている。絵のなかで緑色をどう扱っていいかわからない、というの

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画材:紙、アクリルガッシュ
サイズ:272×192mm
※額縁は付属しません。

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