35 静物
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う寝ただろうか。小学生のころ、僕は文章を書くのが苦手だった。何をどう書いていいかわからなかった。ここでいう文章というのは、主に「読書感想文」を想定しながら書いている。読書感想文が僕は苦手だった。夏休み、読書感想文は最後の最後まで手をつけられなかった。感想というのは結構難しいよなと思う。自分がどう感じるのかなんてもしかしたら一番書くのが難しい題材なんじゃないかという気がする。確かそれの文章量って、原稿用紙5枚とかだった気がする。原稿用紙5枚なんてちゃちゃっとかけるでしょうと今なら思うのだけれど、当時はなんか辛かった。書いても書いてもマスは埋まらず、もう何を書けばいいのかと困り果てながら、読んだ物語のあらすじを書いていたように思う。あらすじを書いて、このとき僕はかわいそうだなと思ったとか、すごいなと思ったとか一言付け加える。それが僕の作戦だった。どうしてこんなことを突然書き始めたのかというと、今、この一連の文章の文字数を試しに数えてみたのですが、それがなんと、現時点で約2万字だ。結構なボリュームの文章だ。原稿用に換算すると、50枚分だ。あんなに書くのが大変と思っていた分量の10 倍。結構すごいなぁなんて。内容はいまの僕にはどうでもいいことで、文章を書くという行為自体、画面を文字で埋めていくという行為自体を楽しめているような気がする。そのうち、長い文章を書くことに慣れ、毎日書くことに慣れたら、何か「すごい文章」が書けるようになるかもしれない。そのうち小説も書いてみたい。社会から切り離された箱の中の物語みたいなのとか描きたいな、と思ったりする。まぁいつになるかわからない。もしかしたら、この文章のなかで時々そういう物語の断片が書かれるかもしれない。明日の午前中はツバキの即興椅子の制作をしようかなと思う。うまくいくかどうかわからないけど、楽しんで制作できている。昨日夜中まで作業していたら、2 階で寝ているМから電話かが掛かってきて、「ゴンちゃん、うるさいよ」と言われた。おとなしく風呂に入って寝ることにした。次からはおとなしく作業します。昼に梅のおにぎりを食べた。歯を磨いて寝る。起きる。目覚めは良い。朝ご飯として、納豆たまごかけごはんを食べる。その後、明日の店の営業のためにパンの中種を仕込みに行く。30分もあれば終わってしまう作業だけど、前日の早い時間にこれだけは準備しておかないと午後こねられないので、一人で店に行って、仕込んで帰って来た。土曜日はやめて日曜日だけ営業します、という貼り紙をしてきた。家に帰ってから、何か制作をするつもりだったけど、なんか、急にやる気がなくなって、何もする気にならなかったので、昼まで布団で寝る。なんでかわからないけど、そういう日がある。ぐっすり寝たのか、眠りが浅いのかよくわからない感じ。何か夢をみた。よく覚えていないけど、同じシー
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画材:紙、アクリルガッシュ
サイズ:192×272mm
※額縁は付属しません。
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